新しい会社に行ってきた

shirokuma_x2007-03-21

 入社前なんでフライングですが、電話応対研修を受けさせてくれるとのお誘いがあったので、しっぽ振って参加してきました。自分そういうの全く自信ありませんから。
 ま、入社して日の浅い女子社員向けの研修でしょ? 彼氏くんも参加するの? するんだ、へぇ〜 ・・・ぐらいに思ってたんですけど。
 違った。全社員が来てた(んじゃないかと思う)。社長とかも来てた。彼氏くんのお母さんは体調不良だからお休みですとか言ってた。うあぁ、休日のイベントだから自由参加と訊いてたのに! 全社あげてのイベントなのかよ〜。
 たかが電話応対、されど電話応対。電話応対で会社のイメージが変わるんだから舐めてんじゃねーよ、ということらしいです。しかも、会社のブランドイメージを確立させて行こうっていう方針なんで講師の気合が違う! 社員の意欲も違う! やややや、もうなんだか口から変なもんが出てきそうなテンションでございますよワタクシ。
 後半は一人一人が前に出て電話対応の模擬試験をやったんですけど*1。社員の方たちはすっごい上手いなぁ、と憧れの目で先輩のやりとりを見てましたら「はいストップ!」と講師の声。「普通の会社ならこれでもOK出したいところなんですが、でもここは○○(社名)ですから! ○○レベルにはまだまだ全然足りません!」ひゃ〜!(半泣き。
 自分の番ですよ。
 私「お電話ありがとうございます。○○のしろくまでございます」
 客「△△の××です」
 私「△△の××さまでいらっしゃいますね。お世話に」
 講師「はいストップ」
 最速orz。
 「あのね、しろくまさん、暗い。声が小さい。あと自信がない所為だと思うんだけど、早口」やほーい。
 ううーむ、声が小さいって言われても、あんなところでいきなり大きな声出せないよ・・・と思い、軽く大声出してくるかと休憩時間中にこっそり外に出てみたら、なんと社長がタバコ休憩中でした。しまった。
 「しろくまさんね、お腹から声を出していかないとね」「お腹に手をあててみるといいよ」「お礼を言うときはね、過剰なぐらい感情を込めても大丈夫」 なんか個人特訓(?)してもらいました。いやいやそんなつもりじゃねーのに(汗。しかも講師の方まで「ちょっとコンビニに・・・」なんて外に出てきて「あらまぁ、練習ですか? 素直ですね」ってバレバレ。おごごごご、これで二回目も同じこと繰り返したら洒落になんないじゃないですか、なんてこったい/^o^\。
 で。あとでフト思ったんですけど、声が小さいって指摘されたからってソッコー休憩時間に声を出しに行くなんて、自分のキャラじゃないんですよね明らかに。30余年つきあって参りましたが、自分そんな人間じゃありませんよ、これっぽっちも。
 うーん、年が明けてからの三ヶ月、新しい会社の社長さんたちと面接したり、彼氏くんのお母さんと何度もお話したり、とにかく行動の素軽い彼氏くんの行動を見ているうちに、自分の行動パターンがちょっと変化してたみたいです。意外だ。言われたことにすぐ反応するなんて彼氏くんの専売特許だからなぁ。
 二回目の模擬では「声は大きくなったけど、早口」って切られましたけどねorz
 あとで彼氏くんに聞いたら「全然ダメだよ、声なんかまだまだ小さいし」って言われた。あがが、こんなことで4月からやっていけるのか自分。
 来月にもう一度講習会があるので、それに向けて頑張ります。彼氏くんも及第点をもらえなかったんですけど(って、社員さんでも合格したのは一握りだったし)、次は合格するぞー!っていうことで燃えていらっしゃいます。二世社員はそれぐらい楽勝にこなせないといけないようです。頑張れ。

二世社員といえば

 女子社員の方が彼のお母様を評して「あぁ、姫ね」って言ってた。姫か(納得。
 女子社員の間では「天蓋つきのベッドに寝てる」「ネグリジェで寝てる」「トイレには化粧直し以外の用事では入らない」というウワサがまことしやかに囁かれている模様。納得。
 彼氏くんが入社する折も「え、彼女の息子なんてまだ中学生ぐらいじゃないの?」っていう雰囲気だったとかで、「まさか白馬に乗って来るような変な子が来たらどうしよう・・・」っていう一抹の不安もあったそうな(爆。
 彼のお母様のイメージ戦略はすごい。

そういえば

 二世社員の彼氏くんが頑張るのは彼氏くんの自由なんですが、こないだまでブルーカラーで現場でバリバリやってた彼氏くんが合格してしまった場合、十余年もOLやってる私も合格しないと立場的にどうなの?っていう気分もして参りました。いもづるか。

*1:簡単なシナリオが既にあるので、それに沿って客とやりとりする。