鈍獣

 水曜日のレディースデーを使って、映画を観に行ってきました。宮藤官九郎脚本の「鈍獣
 もともと「重力ピエロ」を観る予定だったのですが*1、なんとなく、なんとなく、「クドカンも気になるしぃ〜」で「鈍獣」を選んでしまいました。

失踪した作家の凸川を探すために寂れた町を訪れた編集者の静。そこで彼女は次々と怪しげな面々に遭遇する。実は凸川は彼らに何度も殺されかけていたが、なぜか死なずにいることが判明するのだった。

 感想。やっぱりストーリーの基本が

  • あいつ殺してやる!
  • 生きてる!? 死なない!?
  • 今度こそ! これならば確実に!
  • また帰ってきた!? 訳わかんない! 怖い!

 ていう流れになりますので、ユーモラスではあるんですけど負の要素が強いんですよね。ところどころ「くすり」とするポイントもあるんですけれど、そこまで。最後まで謎で残った部分もあって、どうにもすっきりしませんでした。後ろの席の子たちも「大分寝てたわ〜」「え、そうなの?」「起こしてって言っといたのに〜」「だって私も寝てたもん〜」といった感じ。
 エヴァンゲリオンの予告が一番楽しかったです(笑。

*1:最近、伊坂幸太郎さんにハマってます。「重力ピエロ」の文庫本も本日中古屋さんでゲット。