不妊検査とか

 ネットサーフィンしてたら「男性は不妊検査に抵抗を感じる」みたいな話があったので、うちの場合の体験談。体験談って言ってもうちは妊娠自体は可能なので「俺は検査しなくても良いよね〜」と旦那さんはやわらかく拒否して、結局やってないんですけどね。せっかくだからやってもらえば良いのに〜、安いのに〜(保険適用らしい) まぁ染色体を調べる検査には連れて行きましたけどね。っていうか、男性側は提出したものを検査してもらうだけだし、精神的問題はともかく肉体的な痛みはないですやん。女性側は精神的にも肉体的にも痛いんですよ、結果が異常なしだったから良いですけれども。
 私が行ってるところは不妊専門なので、ご主人が来られているのも珍しくないです。ちゃんと男性用の待合室もありますし。やっぱり居心地は悪いのか、借りてきた猫のような気配を出しているようですが、周りはみんな似たような悩みを抱えてる人たちばっかりなんで、「良い旦那さんなんだなぁ」「仲良さそうだなぁ」とか思ってる・・・んじゃないでしょうか? 私は思ってました。
 むしろ連れて行かない(行けない)と肩身が狭い・・・気分になります*1。周りにはわかるはずもないんですが、先生に「旦那さんは協力的じゃないんですね」と思われてそうで、肩身が狭い。でも実際そういうことですもんね。けど世情的には「旦那さんは検査に来られない」っていうのは珍しくないんだろうなぁ。
 旦那さんが来られない場合でも、来院日の朝に提出物を用意して、低温を維持させたまま持って行くのも可です。正直、ヨソの奥様がビニール袋や保冷剤、タオルなどで厳重に封印してひざの上に置いて待たれていたのを見たときは、中身を予想して「ひゃぁ」ってなりましたけどね。でも、それが必要なんですものしようがない。
 余談ですが、旦那さんを連れて行ったとき、もうひとり男性のお客さんが待合室にいらっしゃいました。男性不妊の検査をしに来られたようなんですが、そのクリニックでは要予約検査*2なのに飛び込みでいらっしゃったみたい。そしてどうやらご夫婦ではなく御一人で来られたみたい。「やってくれ」「無理です」みたいな押し問答をしていましたが、なんというか・・・奥さんの伝達ミスか、旦那さんの思いつきかは知りませんが、そちらのご夫婦の仲は大変そうだな、とか思ってしまいました。

*1:個人的には、流産の手術に旦那がついて来てくれなかったの事の方が、肩身に狭かった。三回目だからいいよって断ったのは自分なんですけど、看護婦さんが事あるごとに「御一人で大丈夫ですか?」と確認を求めてくるんで、少し泣けてきた。全然大丈夫だったけれども。

*2:検査自体は他の機関に依頼しているそうです。鮮度が大事なので、事前に連絡して早急に引き取りに来てもらう必要があるとか。