仕事風景

shirokuma_x2006-06-20

 日ごろ「冷暖房完備、フリードリンク付*1」待遇でのほほんと仕事をしているお局OLなんですが、時として外の仕事にまわされたりもします。例えば今日です。
 外って言っても生半可な外ではありません。「ここが最後のコンビニだからお弁当を買っておいてね」って言われてから、さらに車で一時間ほど輸送されるほどの「外」です。
 もしや、伝説の「姥捨て山」ならぬ「お局OL捨て山」ですか!?
 冗談はさておき、マジに山ですよ。山村なんですよ。自慢じゃないですが、私、先日の筋力診断で「足の筋肉:10段階の1」の評価をいただいたのですよ。こんなところで一日働けとか言われても無理無理! いやもうホントに行きたくなんかなかったんですよ。体力ないし。
 ちょっとテンション低めで「体力温存、体力温存」と内心呟きながら車を降りましたが。
 見上げた空は真っ青にぬけ、聞こえるのは川のせせらぎと鳥の鳴き声。洗濯ものを干すおばあちゃんにあいさつをすればしわくちゃの顔をほころばせてあいさつを返してくれるし、道行く人は「お仕事ですか? 暑いのに大変ですね、ご苦労さまです」といたわりの言葉をかけてくれます。
 なんだこのマイナスイオンは? なんだこの安らぐ気持ちは?
 ・・・ここは、病める現代人を癒すヒーリングスポットですか?
 ここには、私の忘れてしまった何かがあるような気がする・・・。
 ・・・午前中は爽やかに仕事してましたが、昼から午後にかけて降り注ぐ日の光に負けたので、もうおなかいっぱいです。いや、だって気温とか軽く30度を超える勢いなんだよ? のどが乾いても自販機がないんだよ? 自販機どころか「トイレに行きたくなったら言ってね。・・・っても公衆トイレとかないから、どこかのお宅に借りることになると思うけど」って言われる有様なんだよ*2? 人は暑いと熱中症とかになっちゃうんだよ? 転職してきた同僚は「前の仕事場に熱中症で死んじゃった人いましたよ。怖いですよね〜」なんて世間話のように言ってたんだよ? いや業種違うから関係ない話なんだけどさ。
 そんな命の危険を感じるような山でございますが、この夏何度か足を運ぶことになりそうな気配です。次回からは装備を徹底します。ペットボトルを凍らせて持参しよう。
 
 あまりに見事な山の風景なので写真に撮って自慢しようと思ったのですが、いかにも「山」っていう写真を撮るのは案外難しいんですね。
     
 はてなフォトライフの容量って多くなったりしないのかなぁ・・・。

*1:お茶とコーヒー。

*2:探したら「なんとかセンター」っていう公共施設があったので助かりました。知らない人のお宅にお邪魔してトイレを借りるとか、この人生でも未体験ゾーンですよ。