ヒルのお話

 先日、この山を一緒に歩いた先方の担当者さんはヒルに足を食われたそうです。ヒルってご存知ですか? 私は見たことがないんですけれど、聞いた話によると人の生き血を吸うナメクジ状の生き物だそうです。超こわいです。
 「そ、それがこの山にいるんですか!?」
 「うん。で喰われたのは先方の担当者さんだけだよ。なんでだろうねぇ」
 「喰われるってどうなるんですか!? 傷口にヒルがはっついてたりするんですか(怖」
 「いや、『なんか冷たい』って足元を見たら血まみれになっててさ。冷たいっていうのも流血の所為みたいで・・・喰われてもよくわからないみたい」
 血まみれ・・・(テンションダウン
 「そ、それで・・・そのヒルは何処に行っちゃうんですか? まさか傷口に入り込んだりとかしないですよね?」
 「それがね・・・ヒルってさ、うすっぺらい生き物なんだけど」
 「・・・」
 「人の血を吸って、ぷーっと膨らむんだよね」
 「・・・(ゴクリ」
 「でも薄皮一枚で出来てる生き物だから、靴下とか皮膚とかの摩擦でやぶけちゃうらしいんだよね」
 え?
・・・そんな切ない生き物ってアリなんでしょうか*1? 謎です。

*1:ちょっと「クマのプーさん」を思い出した。ハチミツ食べ過ぎて木のうろからおなか抜けなくなっちゃうヤツ。