田舎でした。

 ⊂⌒⊃。Д。)⊃カジ速≡≡≡⊂⌒つ゚Д゚)つFull Auto  田舎の恐ろしさを思い知れ

 「引っ越してきた転校生の親は自衛官か警官か教師だっただろ?」ていうレスがあったので食いつきました。

  • 転校生の親は100%、自衛官でした。
  • 在校生の親も、8〜9割ぐらい自衛官でした。
  • 残りの1〜2割は、商店街とかのお子さんでした。
  • サラリーマンとか皆無でした。
  • サラリーマンの意味が全くわからなくて、「各家庭を巡って百科事典などを売る人」だと思ってました。
  • それはセールスマンです(サラリーマンに含まれるけど。
  • 毎日会社に行って、モノも売らないのにお給料がもらえるシステムなんて、想像すらできなかった。
  • その割に、自衛官の父が給料もらってくるシステムに関しては、とくに疑問もなかった。
  • たまに夜中に呼び出されて出動する父「昨夜はお父さん、ブタイに行ってたのよ*1」という母の言葉に「うちの父は舞台で何をやるんだろう」と、意味もなくワクテカした。部隊でした。
  • 必殺公務員なので、毎日17:30〜18:00の間に帰宅。
  • 今、考えてみると激しくウザイのだが、このときは「残業」なんて言葉も知らなかった。
  • 土曜日なんて、12:00過ぎたら帰ってきたし。みんなでお昼ご飯食べたし。
  • 就職して初めての土曜出勤の日。「土曜日って半日ですか?」と真顔で聞いた22歳の私。
  • みんなの父親は、地方の農家の次男三男みたいな、食い扶持を減らしに家を出たタイプ。九州やら東北出身が多かった気がする。
  • みんな、とりあえず標準語を話すので、案外方言がキツクない。
  • 高地にあって東京キー局とか入ったので、田舎モンのくせにフジテレビとかテレ東とか、首都圏版のニュースを見てたりした(U局よりVの方がキレイに映ったので。
  • ナボナはお菓子のホームラン王です!」とか言ってた。
  • 隣の小学校、隣の中学校がなかった。(森の中に孤立した村(?)だった。
  • 世間の小中学校では「隣の学校から番長が来て、番長同士で対決してる」と思ってた。
  • もちろん、小中もちあがり。1学年2〜3クラスだったけど、同級生の中に知らない人間はいなかった。
  • 都会にあるという「特殊学級」的なものはなかった。(それって普通にあるの? 普通はないの?
  • そもそも「体力に恵まれた片田舎の農家の次男三男が、自力で職につき家族を養う」みたいなテンションの家庭が多いせいか、障害のある子なんて地元ではみたことなかった。
  • みんな核家族だった。おじいさんおばあさんと暮らしているのは、地元の商店街の子ぐらいだったと思う。
  • 片親の子とかもいなかった。これは世間と比べると異常な率だと思う。100%に近い勢いで、みんな両親と暮らしてた。
  • 友達のお父さんが、友達のお母さんと駆け落ちしたとかいうウワサが流れて、その子が転校しちゃったときは「ドラマかよ」ってすごいびっくりした。

 今になって考えてみると、なにもかもが平均的で、逆に不思議な世界だったんじゃないかと思う。みんな同じような家庭環境だったから、めっちゃ金持ちとかめっちゃ貧乏とかいなかったし。

*1:緊急夜間出動の訓練。