ふくぶくろ

shirokuma_x2008-01-09

 お正月は福袋を買いました。
 好きなんですよ福袋。しかし今までに買った福袋は、なんていうかハズレが多くて、やっぱし福袋なんつーもんは服屋の余り物を詰めたものなんだなぁとか、福袋に夢が詰まってるなんてお子様の妄想なんだなぁとか、そんな感じでここ数年は福袋を卒業したちょっとオトナなワ・タ・シ?みたいな感じになってました。好きなんだけどね、好きなんだけど、失望し続けてきたから、もう関わらないことにしてたのです。
 ところがですね。正月にミナミへ行ったとき*1、旦那さんがアメリカ村で福袋を購入したとですよ。どうでもいいけど、なんで「アメリカ村」って言うんでしょうね、何が村なのか、どこまでが村なのか、さっぱりわかりません。さておき、そこで購入した旦那さんの福袋には、オサレなジャージとかがわんさか出てきたんですよ。オサレっても若者向けなカッケー服とか、そういうヤツなんですけども。
 それが大変うらやましくてですね。翌日は梅田に出かけて福袋を探し歩いたのです。っても正月も5日とかになってるので、あんまり福袋とか置いてない。置いてあるところは「ありますよー!残りわずかですよー!良かったら中身見ます?」なんて、頼んでもないのに中身を広げてくれたりするんですが、これがどうにもスカだったりする。そうか、福袋にアタリが入っているのは男の子の特権なのか・・・と半ば諦めモードで歩いていたところ、全力で福袋を売ってるお店に遭遇。それも「2日までに100袋完売しましたが、本日追加で入荷しました!」みたいなことを言っていたので、まぁ一度は通り過ぎたんですけど結局それを買ってしまいました。だってハンパなく重たかったんですもん。
 あまりの重さに旦那さんに持たせて歩いていたところ、旦那さんはフラッと入ったショップの店員さんに「何その荷物!?どっか行くんスか?」って言われてました。確かに行商レベルの大きさでした。
 帰宅して開いたら、マフラー含めて12着入っててびっくりしましたよ。10,000円でこの量ってどうなの? ダウンのアウターと毛糸のアウターがそれぞれ1着ずつ入ってて、これだけでも10,000円は越すだろうというレベル。全て値札が取られているので定かではありませんが、あまりの量にびっくりしました。
 肝心の中身は・・・ややギャル向けっぽい感じで、自分が買わないようなテイストのものばかりだったんですが(まぁそういうテイストのお店だったから)、これが試着してみたら「あら案外可愛いじゃない」てな感じで、新境地開拓な感じでウキウキした訳でございますよ。
 うーむ、よくニュースなんかで福袋が大人気だ売り切れだと大騒ぎしてるのは、都会の福袋がマジで充実してるからなんだなぁって思いました。

*1:大阪人的表現。