今回の件で学んだこと

 赤ちゃんが出来たと言っても、小さすぎて全然実感がわかなくって。でもこのまま10月にはお母さんになるんだとか普通に考えていたんですけども。
 危ないかもしれないって言われて、初めて「生きてる」って実感が沸いて、大切にしなくちゃって責任感も沸いて。
 それでも、仕事とかで普通に残業もしてたし、旦那さんには本気で「残業すんなって言ったろ」って怒られたりして。それでもやっぱり甘く考えてたことがあったりして。
 こないだネットで「流産の処置より仕事の都合を優先させようとする女」みたいな記事を読みまして。いや私も全く同じで、手術の日程を決めるのに「仕事があるので」「休んでいいかどうか、一応許可を・・・」なんてブチブチ言ったりしてたので。そりゃ仕事うんぬんよりも「そんなことを自分ひとりで決めていいの?」ってのが大きかったんですけれど。仮にも人の命(手術に関すれば自分の命)がかかっているときに、優先順位をしっかりつけられないのはダメだなぁ、と痛感しました。
 「仕事なんか」って言ったらダメだけど、
 でも次は、何よりも子供と自分の体を優先させようと思いました。
 今回の件は、自分がどうこうで守れたって訳でもないんですけれど、次からの心構えが出来たこと、どれくらいの覚悟で守らなければいけないかってことを気づかせてくれたことに、ありがとう、って思います。「次に出来たこどもを、モカちゃんの分も愛してあげればいいんだよ」って旦那さんも言ってくれました。
 あと、モカちゃんは私の子供だったけど、旦那さんの子供でもあったんだよなって思って、失くしてしまって申し訳ないという気持ちと、初めて「家族なんだ」って実感もしました。おしまい。