空気人形

レトロなアパートで秀雄(板尾創路)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)に、ある日思いがけずに心が宿ってしまう。人形は持ち主が仕事に出かけるといそいそと身支度を整え、一人で街歩きを楽しむようになる。やがて彼女はレンタルビデオ店で働く純一(ARATA)にひそかな恋心を抱き、自分も彼と同じ店でアルバイトをすることに決めるが……。

 本日も1,000円で映画鑑賞。「嬉しくて切ない愛の物語」というキャッチコピーだったので、泣くつもり満々で観に行ってきた訳ですが。
 予想以上にエロかった。
 予想以上にエログロかった*1
 映像はきれいなんですけど、あまりにも生々しい映画で、「奇跡のラブファンタジーって言ったのに!言ったのに!」という気分でした。「世にも奇妙な物語」を観た気分に近いです。あと、自分の環境とか心境の問題もあるんですが、見終わって若干ブルーな気分になりました。映画というものは、ありきたりでも無理矢理でも何でも良いので、絵に描いたようなハッピーエンドで終わっていただきたいと私は思います。
 ただ、ペ・ドゥナさんの体はとても美しく、おっぱいシーンも満載ですので、お好きな方にはお勧めです。あと、動き出したときの空気人形っぷりもすごかったです。

*1:グロテスクな訳じゃないですが、ファンタジーのつもりで観てたので。