訪問営業

 N○Tの人がピンポンして来ました。インターフォンで応答したところ「こちらの建物の設備が新しくなりましたので、それについてご説明さしあげたい」との事。基本的に訪問営業の方は「あ、結構で〜す」の一言でスルーしてるんですが、やっぱ○TTさんと言えば一昔前は天下の公営企業、電気水道ガス電話と言えば、一般民間人にはスルーできないお相手です。
 「具体的に何のお話でしょうか?」
 「ちょっと口頭では説明しにくいお話ですので、できましたら資料をご覧いただきながらご説明さしあげたいのですが」
 だーかーら!具体的に何の話なんだっ! ちょっとイラッとしつつ
 「インターネットでしたら、うち、大丈夫ですから」
 「そうですか、それは失礼いたしました」
 やっぱり光回線の営業か。まだその後も「資料がうんたら・・・」としゃべっていましたが「はいはい。では失礼しまーす♪」でインターフォン切っちゃいました。
 何がアレって、N○Tって言われれば無碍に対応できないこと、それを了解した上で、向こうも用件をボカしてるって事ですよ。最初から「インターネットのお話です」って言えば切られるってわかっててやってるんですよ。卑怯じゃないですかそれって。
 敢えて正論で言っちゃいますけど、「最初から正直に用件を話したら切られるから隠す」→「だまし討ちでも何でもいいから玄関先までひきずり出す」って事ですよね。相手の迷惑おかまいなしって事ですよね。正直迷惑ですよ。人に迷惑かける事があなたの仕事なんですか?って話ですよ。
 でも違いますよね? あなたはきっと仕事に誇りを持ってるし、インターネットという便利なものを導入してないなら是非紹介したいと思ってるし、光回線が早くて安定してるとか、固定電話と併用すれば料金的にもお得だとか、そういう素晴らしい情報を紹介したくて来てるんですよね。
 だったらはじめっから胸を張ってそう言えばいいんですよ。「N○Tの者ですが、今日はインターネットについてお得な情報をお持ちしました!」って自信持てばいいんですよ。そしたら必要な人は喜んで話を聞きます。たとえろくに話を聞かずに断られたとしても「あぁ、せっかく良いお話を持ってきてあげたのに」と内心で呟けば良いんですよ。天下のN○Tなんだから、堂々としていれば良いんですよ。そういう風に思えないならば、すっごく奇麗事を言っちゃいますけど、そんな仕事をすべきではないんですよ。
 って、後で思った。まぁうちは固定回線ひいてないんで、次にN○Tの人が来たら一言でお帰りいただこう。