クリスマスディナー

shirokuma_x2006-12-24

 23日の夜は、一流ホテルのディナーを堪能してきました。
 あのね、クリスマスディナーなんてその辺の小洒落たレストランでもいくらでもやってる訳で、正直「わざわざホテルに予約とらなくてもな〜(苦笑」とか思ってたの。
 でも、やっぱり一流ホテルは一流ホテルですよ。すごいですよ。
 ムーディーに落とした照明。遥か眼下に広がる街の明かり。店内を流れる音楽は実は生演奏だったりして、テーブルの向こうに白いピアノ、コントラバスの先端がふわりと揺れてたりして。音しか聞こえないけどフルート奏者もいるはず。給仕の人の物腰も素敵、こんなに優雅にワインを注ぐ姿なんてテレビでしか見たことないよ。すごいよ。思わずグラスを手にして注がれるワインを受けようとし、DS「大人の常識」のCMを思い出してとどまりました。ありがとうDS*1
 私たちの席は窓際。それも、ちょっと奥まったところにあるテーブル。アレですよ、7月の段階で予約を取ったから*2。一番のりのテーブルです! よかった、もう、ここまで来たのに窓際の席じゃなかったとか言ったら価値も半減ですものね。
 でもって、彼氏くんですよ。普段ならエスコート役に徹してくれるはずの彼氏くんが「待ち合わせ場所は・・・直接お店でいいでしょ」「どっちが早く着くかわかんないけど・・・俺、遅れるかもしれないけど」「俺の名前で予約してるから、先に座ってて」なんて感じで。なんだ女性より先に着いて待ってようという気概のカケラもないのだな・・・と思っていましたら。
 私の方が先に着いちゃって、ヒマだな〜なんて携帯からはてなダイアリにアップロードして、それでもまだ来なくて*3、彼氏くん来なかったら一人でディナーかぁ・・・ちょっとキツイかもなぁ*4、とかって妄想してたら、突然目の前にバラの花束差し出されて「メリークリスマス!」ですって!
 いつもカジュアルな格好の彼氏くんが、この日は濃色のシャツにネクタイなどを締めてまして。元が整った可愛い顔立ちをしてるもんだから、そういう格好をするとメッチャ賢そうに見えるなぁ(デレデレ。「いやもう、めちゃくちゃ恥ずかしかったよ。だってクリスマスにさ、バラの花束持ってここまで歩いてきたんだもん。ロビーとかも突っ切ってさ。もーう周りの視線が痛くて痛くて(笑」言われてみれば確かに。なにもかもがドラマのようなシチュエーション。
 そんなこんなで、とにかくもーなんだかもー、夢のようなひと時でございましたよ。20時からの予約で、のんびりと食事を楽しみ(私は白ワインも楽しみ)、帰りたくないねーなんて言いながら重い腰をあげたのが22:30過ぎでした。いや、そんなに長い時間が経過してる気分じゃなかったのに。楽しい時間はあっという間といいますけれども、ホントにね、夢を見てるみたいな時間でした。ホテルのディナーは良い、本当に素晴らしいですよ、はい。
 ちなみに。そこのレストランのあるフロアではレストランウェディングもできるようになっていて、新郎新婦用のゲートとか階段とか、神父さんが説教する台みたいなのがあったりして。せっかくなんで二人で手をつないで階段を下りて、台の前で向かい合ってヴェールをはずしてもらう仕草をしたりなんかしていやーもう恥ずかしい!!!(キスはしてないよ!!!
 ていう感じでした。てへ。

*1:ワインを注がれるときは、グラスはテーブルの上に置いたまま。

*2:笑。二人で初めて見た映画「デスノート」で、後編の勝者はLと月のどちらになるか・・・っていう賭けをしたんですけど、その賞品がこのディナーだったので先に予約もしてた。ちなみに勝負は私の勝ちでした。大人げなくてごめんね。

*3:私もあせりすぎて15分ぐらい前に着いた(笑。

*4:それでも食うのかよ。