昨日は

 大阪観光しよぜ!っていう企画で通天閣へ行ってまいりました。
 「通天閣へ行くんだったら恵美須駅が近いようだよ」とググった地図をお見せしたところ「いや、俺知ってるから調べなくても大丈夫だよ、行こうぜ」って彼氏くん。なんでも修学旅行のときに行ったとか。それは心強い。
 「通天閣はね、日本橋で降りればすぐだから」聞けばそれは「西の秋葉原」とのこと。もっと良く聞いてみたら、「修学旅行の自由時間に、勝手に単独行動して、日本橋で(以下省略」とのこと。通天閣は行ったことないとのこと。左様でござるか。
 でね。移動してるうちにお腹がすいてきたので「郷に入っては郷に従え。アキバに行くというなら、ランチはメイド喫茶に行くしかあるまい!」と私が不思議な提案をいたしましたので、そのようなお店を探すことになりました。
 意外とないのな。
 さすがは食道楽の街、大阪。美味しそうなお店やお洒落な喫茶店(オタクが行くのか?)はたくさんあるのにイロモノ喫茶は見つからないのですよ。お腹がすいた私は激しくテンションダウンなのですよ。「もういいから、さっき見かけたラーメン屋に入っちまおうぜ」って言葉を10回ぐらい飲み込んだ頃に、裏通りにひっそりたたずむメイド喫茶を発見いたしました。良かった。
 お店に入っていきなり「おかえりなさいませ!」と合唱されてキョドる私。あぁそうだよね、知識としては知ってたんだけど、なんかハトが豆鉄砲だった。彼氏くんも半笑いの表情で固まっている。「メイド喫茶は3回目なんだけどね。来るたびに半笑いになるよね」わかる気がする。
 メイドさんがケチャップで絵を書いてくれるオムライスとか、ミルクを注いでくれるミルクティーとか、ウワサはいろいろ聞いていたんですが、ガチでおなかがすいていたのでカレーをオーダー(笑。食いに走ってどうする。
 それにしても、言葉遣いは超丁寧だし「二時までは禁煙となっております、お許しくださいませ」と激しく腰は低いし、なんか悪くないよ。「ご主人さま、お嬢様」などと呼びかけてくれるしね。気分いいですよ(半笑いの表情で。
 せっかくだから、オプションで「チェキサービス」をオーダー。
 テーブル担当の子がなかなかに可愛かったので、指名しようと名前をチェックしてたんだけど、途中から猫耳ムスメがフロアに入ってきたので断腸の思いで猫耳チョイス。
 「ポーズはどうなさいますかぁ?」
 「どうって・・・何があるの?」
 「にゃんこのポーズとか、萌え〜のポーズとか」
 「猫で!(鼻息荒めに」
 ※彼氏くん、それはファイティングポーズだ。
 繰り返すが、なかなか悪くなかった。正直カレーは普通のレトルト味だし、外に行けばめいっぱい美味しいものがいくらでもあったと思う。でも楽しかった。後半は「お嬢様」って言われても動じなくなった。お店を出るときに猫耳ムスメがお見送りしてくれたのも嬉しかった。・・・もう一回行くかって言われたら微妙だけども。あぁでも違うお店も見てみたいかも。
 ちなみに女性客が入るのはどーよ、という疑問があったんですが、カップルのお客さんが多くてびっくりした。むしろ男性単体の方が少ないぐらいでした。
 ちなみにちなみに。店内は撮影禁止で(っていうかデジカメ忘れてテンション低かったんですけど)、日本橋界隈はビラを配るメイドさんとか、自販機でジュースを買うメイドさんとか、ランチを食べにお財布片手に道をゆくメイドさんとか、なんかもう普通にメイドさんが見られるのでした。あーーーやっぱデジカメ持って行くんだったぜ!