昨夜

 彼氏くんが夕方からスリープモードに入られまして。暇だったのでブログ更新したり「ぶつ森」したり撮りだめたドラマを見たり「全然ヒマちゃうやん」って感じだったんですが、いい加減おネムになった0時前になって彼氏くんが起動してきました。おまえの体内時計はメチャクチャやな。
 そしたらやっぱ、入れ違いにベッドに入るのも何かアレですやんか。この広い世の中で「オレとオマエ」と決めた、たった一人のパートナーですやんか。一秒でも一瞬でも長く一緒にいたいですやんか。今までベッドで爆睡してた彼氏くんを放置してた訳ですけれども、まぁそんな次第で、すっかり目が覚めてヒマそうにしてる彼氏くんの足元で、カーペットの上で丸くなって眠ることにしました。結局寝るんですけどね、だって眠かったし。
 でも、布団以外のところで熟睡するというのは
 「いざとなったら起こして布団へ誘導してくれる誰かがいる」
 という、サイコーの幸せじゃないですか?
 て、ひとしきり眠ったところで腕をかきながら起きました。なんか痒い。やいやいカーペットにはダニでも住んでるんだろか。やっぱ床で寝たらダメだなぁって起き上がってびっくり。
 ベランダへ面した窓がフルオープン。いや、窓が開いてるのはデフォなんですが、網戸もカーテンも開けた、本気のフルオープン。
 「あほかー! なんで開けっ放しになってるの!!!」
 「ん? あぁ忘れてた。なんかまずかった?」
 「網戸!せめて網戸は閉めて!」
 我が家は垂直方向にかなりの高さがあると思うのですが、それでも飛んでくるんだよね、虫が。おまえら2階か3階あたりで妥協しとけよ、なんで高みを目指してくるんだよ。
 「あぁもう! 痒いと思ったら虫さされだよっ! あ、ここも! こんなところも!」
 ごめん気づかなかった・・・と呟く彼氏くんを放置して、寝室に入り枕元の蚊取りブタをセットして、ベッドにゴロンってなりました。彼氏くんが「パチン」「パチン」と手を叩く音が聞こえてきました。遅いよ、もっと早く気づこうよ。
 ちなみに数日前の夜、私が全身を蚊に襲われ、暑いのも我慢して布に全身をくるんで殺気だってたとき、「え〜なんでそんなに刺されてるの? よほど美味いんだなぁ」と彼氏くんはパンツいっちょで感心してました。「なんか刺されないんだよね。アトピーだからかな?」そういうもんなの?

で、ヒマしてた彼氏くんは

 私が昨日購入して、「ぷっ」て笑ったり「泣けるよぉ、これ泣けるよぅ・・・」って読んでたサイバラの本を読んでました「なんか、にぎやかい本だね」が第一印象。
 今朝、感想を聞いてみた。「・・・読むの疲れた」
 キミとはなんだか、本の趣味は共有できない気がするね。