昨日の雨

 なんだか稲光がピカピカしてんなぁ・・・と思いながらチャリに乗って近所のスーパーに買い物に行って、買い物済ませてお店を出たら雨がぱらついていましたよ。
 会社の制服で来ちゃったのに、お尻が濡れたら困る・・・とチャリの座席部分の水滴を手ではらいのけ*1、気をとりなおして「さぁ帰るか」とチャリにまたがりこぎ始めたところで、遠くからバラバラバラッと不穏な音。「ま、まさか!?」と思う間もなく、土砂降りの雨が降ってきやがりました。まじですか。ちなみに車社会に育った私は傘を持ち歩く文化なんて持ち合わせておりません。車社会では車内に傘が標準装備されてますし、そもそもドア・ツー・ドアで移動しますので傘の出番なんて滅多にないのです。田舎モンの方が足腰弱ってるよヽ(゚∀゚)ノ
 とりあえず手近にあったATMの建物の中に入って雨宿り。夕立なんてすぐ止むでしょー・・・と思ってたんですが、これが一向に弱まる気配がない。立ち尽くしていてもやることない。こんなことなら、あと50m移動してコンビニまで行けば良かった・・・て考えたりしたんですけど、いまさら雨宿りの場所を移動するのもなんだかなぁ〜な気分。豪雨だし。
 ふとみると、ATMの窓口は22時で終了。今が何時だかわかりませんが*2じきに22時になるかという時間のはず。雨宿りしたまま万が一ATMの建物の扉がしまったら一大事です。
 もう面倒だから豪雨の中走って帰ることにしました。びしょ濡れです。生涯でも3本の指に入るレベルのびしょ濡れです。あぁぁ、あと10分早くスーパーを出ていれば助かったのに。
 それでもコケたりすることもなく、幸い信号も青に恵まれ、なんとか家まで到着することができました。もうそれでいい、家に帰ればシャワーだって何だってあるし。
 と思ってスーパーの袋を抱えてマンションの入り口をくぐった直後、サンダルを履いた右足が、摩擦係数ゼロの勢いでヌルンッ、と華麗に滑りました。ハワイで購入したお気に入りのサンダルは、何かにつけて、そりゃもう時として乾いたパネルの上ですらツルツルと滑る根性なしなのです。
 そんな勢いで右足が滑ったもんですから、慌てて左足で踏ん張ろうとしたら、左足もまた油でも踏んだかのようにヌルッといきました。「こりゃダメだわ」と素直に諦め、無抵抗で派手派手しいしりもちをつきました。下手な悪あがきをしなかったのできれいなしりもちがつけたかと思います。ギャラリーがいないのが本当に無念でした。
 あれだけキレイなしりもちがつけたんだから!と自信をもって帰宅し、スーパーの袋をあけたら、タマゴが3個割れてました。わお、買ったものが黄身まみれヽ(゚∀゚)ノ
 やや途方に暮れかけたところで、旦那さん*3から着信。「もしもし、悪いけど会社まで傘持ってきてくれないかな? 今、外がすっごい雨なんだ」 うん、知ってる。
 「ごるぁ、私はその豪雨の中、傘もささずにチャリで全力疾走や。そんな私に向かって、よくもまぁ『傘持ってこい』なんて言えるなぁ?」 ←ヤツアタリ。
 「え? え? この雨の中、傘持たないで出かけてたの?」
 「出かけたときは降ってなかったんじゃあ。ちょっと聞けや、びしょ濡れになったおかげで滑ってシリモチついて、買ったばっかのタマゴが2個割れて・・・」
 「いいよいいよ、じゃあ本社で傘を借りてくるから*4
 「待てーぃ! 今から行くからそこで待ってろ!いいな!」
 傘を二本抱えて外に出たら、雨は既に小降りになってました。旦那さんと一緒に社屋を出る頃には、傘なんかいらない感じになってました。ぐあぁぁぁぁ!!!

ていう話を旦那さんにしたら

 「携帯持っていかなかったの? ダメだなぁ。電話くれたら迎えに行ったのに」
 「でも・・・旦那くんは仕事中じゃんか」
 「そんなん、ちょっと抜け出るぐらい問題ないよ。しろくまが困ってるんだもん」
 ラブ。

*1:ごめん、ハンカチを持ってませんでした。

*2:携帯も忘れてきた。

*3:彼氏くんていうのも何か違う気がしてきました流石に。

*4:別棟で働いてる。