ヱヴァンゲリヲンみてきました

 どうでも良いけど「ヱヴァンゲリヲン」って英語表記すると「Yevangeliwon」みたいな感じになりますよね。チャイナ風(なんでも旧字体を使えばいいってもんでもなかろ、と思う。
 以下、ネタばれを含むので折りたたみ。
 ネットでの風評どおり「新作を期待するとガッカリするけど、焼き直しだと思ってみれば面白い」て感じでした。事前準備として1〜5話までを見てから行ったので(GYAOで無料視聴中でした)より違いがわかって良かったです。「これは追加シーンだ」とか「あのシーンを削除したのは何でなんだぜ?」とか。マニアか。
 全体的には、話がすっきり組み立てられてて、シンジが「やる気がしない」→「やります!」って心境変化する流れもそれなりに自然になってて、ヤシマ作戦は盛り上げられてて、1本の映画として形になってたので楽しかったです。あと、前評判で聞いたとおりラミエルが凄くなってました。有機体っぽくなってた。帰宅してから、ようつべで探してテレビ版を見てみましたら、何の変哲もないただの正八面体でしたね、案外あっさり片付けられてるし。
 以下いろいろ

  • 序盤が赤い海から始まったのは「使徒を倒した後だからなの?」という仮説(旦那くん説
  • それが、映画では空き番(?)になってる第三使徒なの?
  • でも、それを倒したのは誰なの?
  • むしろカヲルくんが第三使徒なの?
  • サキエルは最後自爆するんですけど、あのイキモノは単体で活動してるのに何で自爆するのかなぁ。自爆っていうのは「相手にダメージを残して少しでも味方が楽をできるように」っていうものでしょ? 自爆したらサキエル終了なのになぁ。
  • 私は未だにアダムとかリリスとかリリン(それはヒトか)の違いとか意味とか把握できてません
  • 今回は「これがリリスサードインパクトの原因になるかもですよ」って説明してくれたので、安心しました
  • 初号機は黄緑色の部分が増えたのですが、夜間戦闘の際はそこが蛍光色に光ってて超カッコ良かったです
  • ラミエルの第一射に当たったシンジくんが「うわぁぁぁ!」ってだけじゃなく「とうさん! 出してよ! もうイヤだよ!!」「とうさん!とうさん!」って絶叫してたのでひきました。なんで中学生にそんな辛いことさせるかなネルフの人たちは。
  • うちの旦那さんは「ゲンドウさんラブ派」で「ゲンドウはシンジを愛していて、シンジを守るためにエヴァに乗せているんだよ」と主張しています。
  • 「でもラミエルに攻撃されたとき、ATフィールドが失われるからって理由でプラグを抜いてシンジくんを脱出させるのに反対したじゃない。ゲンドウさんは初号機ラブなんだよやっぱり」と反論したら「初号機を降りなかったからシンジも助かったんだ」と言われました。いや「降りたら死んでた」とするならミサトさんがそんな指令を出すはずなかろうと思った。
  • 「さよならなんて言うなよ」って思った。ウルンてした(テレビ版と同じなんだけどさ
  • エンディングが始まったので「予告あるかな?」ってワクテカしてたら、ちゃんとあったので嬉しかった。
  • 「で、その続きはいつ公開なのさ」と思った。
  • あと、CMはないけど、CMの前後にあるアイキャッチ?があったので、嬉しかったです。

 梅田では1館しか上映してなくて、本当は先週行こうと思ってたんですけどネットで調べたら満席御礼の表示が出てたので、ようやく昨日行けた次第です。しかしさ、入ったらすっごい小さい映画館でさ、スクリーンもちっさいの。あんな小さいスクリーンで映画を観たのなんて10数年ぶりぐらいの勢い(最近シネコンみたいな大きいところしか行かないから。
 せっかく「大画面大迫力で観たい!」と映画館に行ったのにスクリーンが小さくて、かなり残念ではありました。おーう、どうして大きい映画館が腐るほどあるのに、そっちで上映しないんだよ。ていうか小さいところ1館でしかやらないから、立見席まで満席になるじゃんか。謎*1

*1:駅からも離れているため「アニオタを街から隔離する作戦」説が有力。同スカイビルではオタ向け原画展も開催中でありました。様子を観にいったら(旦那さんがエロゲオタなので)、まだ開場前で、会場の前には開き待ちのオタ集団がジベタリアンしてて、思わず叫びそうな光景でした。超怖かった。旦那さんいわく「コミケと同じ空気」だとのこと。びっくりした。