ハワイ行ってきました

 そうそう、妹の結婚式に参列してきたんですよ。
 正直ね〜、キリスト教とはヒトカケラの接点もなさそうなうちの妹が「神に誓いますか」「はい」なんてやってるのを見ると「いやいやいや〜」みたいな気分ではあったんですけれど。でもなかなか良い式でございました。誓いの言葉が涙声だったし。正直、あの妹が感極まって泣くとか想像したこともなかったんで、すっごいびっくりした。会場みんながもらい泣きしてました。
 旦那さんなんか、リハーサルの段階からおかしかったもん。何かを耐えるように斜め上をじっと見据えてて。「あ〜泣くのを我慢してるのかなぁ」とか思ってたら、妹に目頭を拭かれてました。見てて和んだ。
 あとで「泣いてたでしょ? 涙を拭かれてたし(笑」って妹に言ったら「違うよ、あれは目ヤニ取ってたの。目ヤニついてるから、どーしよーって思って、あのときに『ちゃんす!』って思って取ったの」 え〜!?
 披露パーティーも良かったです。ホテルからタクシーで10分ほど移動したところが会場で「なんでそんな所でやるんだよ」とか思ったんですけども。すっげーお洒落なところですっごい良かったです。
 お洒落なところっていうか、ウィローズってとこです。参考url
 ハワイに行ったらね、アヒ(マグロ)とかポキ(マグロをハワイ風に味付けしたヤツ)とか食べたいって言ってたんですけど。言ってたっていうか、現地に着いてからガイドブックを見て「これが食べたい」とかトートツに言い出して、旦那さんを困らせたりしてたんですけど。いや、ローカルフードって言うわりにワイキキにはないんですよ。ハンバーガーとステーキと寿司ばっかりなのよ。っていうか日本食多すぎ。ハワイまで来てアヤシイ日本食なんか食べないわよ(逆にアリかもしれんが) でも、日本人向けなのかと思ったら外人客が多く入っていたので、そういう需要かもしれません。流石に「牛角」が出店してるのは謎だったけど。それなりに客も入ってたけど。
 話がそれました。そんな訳で「食べたい」と思っていたローカルフードが、ここウィローズにはあったので、すっげぇ嬉しかったです。そして美味しかったです。バイキング形式で好きなものをちょっとずつ食べられるのも嬉しい。金額は不明ですけどね(招待客なので)(うちの母が支払ったらしい。甘すぎ。)
 そんな素敵会場で、ちょっと広めのスペースを貸してもらって。うちの家族&妹の旦那の家族に付け加えて、妹がフラダンスをやっているので、その教室のお友達という方々が数名。彼女らは何やかやで年に数回ペースでハワイに来てるらしい。良い生活をしていらっしゃる。おかげで挙式+披露宴ともに賑やかになりました。
 フラダンスの先生の息子さんがハワイにフラダンスの修行に来てまして、披露宴の段取りなんかもこの方がやってくれた模様。ありがたや。で、宴が盛り上がってくると、うちの母・妹・妹のフラ仲間・妹のフラ先生が踊りを披露する訳ですよ。でもって、ハワイ在住の大先生(踊りをやってる家で育ったという、生粋のフラダンサー様)がみんなに請われて一曲踊るんですよ。私らのフラダンス概念を超えるような、土臭いって言ったら言い方悪いけど、なんていうかな、原始的っていうかパワフルっていうか、そういう踊りでびっくりしました。妹も大先生の踊りを初めて見たとか言ってた。良いものを見れました。あとは、妹と新郎も踊ってました(新郎は家で特訓してたらしい)

 あと、大先生が「挙式してた教会の話をしたい」って言って。フラ先生の息子さんを通訳に話をしてくれたんですけども。あの教会は大先生がいつも行っている教会で、ハワイでは家族が決まった教会を持っていて(檀家みたいなものではないかと)、同じ教会で結婚式をあげたうちの妹も、家族同様だと言ってハグしてくれました。いい話だなー、わりとハワイのローカルに近い雰囲気での式&披露宴だったんじゃないかと思います。
 ホテルに戻る道すがら「それで、あの教会を選んだんだね〜」って妹と話をしたら「いや、そーいうんじゃなくて。最初にあの教会がいいね〜って話をして、そのあと他の教会もいろいろ候補にあがったんだけど、あれやこれやで却下になって、どうしようって時にあの教会のことを思い出して。最初にいいなって話もしたし、大先生も勧めてくれたからちょうどいいよね、みたいな感じで」
 私の感動を返せ、って思いました。でも、すっごく良い式でございましたよ。