口は災いの元
- 結婚することとか、新婚旅行に行くこととか。出入りの業者さんには言ってなかったんだけど、誰かが口を滑らせたみたいで。
- 「しろくまさん、ご結婚されたそうですね! いやぁ〜自分全然知らなくて、すみませんでした」と業者さんが頭を下げてきた。
- 当たり前ですやん。ナイショにしてたんですもん。
- 「遅くなりましたけど、これ、お祝いを用意してきたので、受け取ってください」と言われ、商品券をいただきました。
- それも、なかなかの金額のもの。
- 「うひゃ〜受け取れませんて。ていうかタオルぐらいで勘弁してくださいよ」と拒否るも、「いやいや、持って帰ったら上司に叱られますから」と押し付けられる有様。
- ありがとうございました。
- 「××さん(旦那さん)にもよろしくお伝えください」なんて言われ。あ〜あ〜バレバレだよ〜(照笑。
- その業者さんとつきあいのある同僚A氏も今月結婚式の予定だったので、二人してお祝いをいただく形となりました。
- さて。
- 「こんなにいただいて良いんでしょうか・・・((((;゜Д゜)))」
- 「ん〜・・・まぁくれるって言うんだから良いんじゃないですか? 役員にはボクからまとめて報告しておきますよ」とA氏。
- すると、何故か翌朝。社内では「A氏と常務(♀)が結婚するんだって!!?」というウワサが流れておりました。
- なんでだよ。
- そもそも、うちの会社では、声で送れるメールこと「ボイスメール」なる仕組みがございます。
- そのボイスメールを通じて、役員に「お祝いをいただきました」という報告をするはずだったA氏。
- 「・・・(ボクとしろくまさんがお祝いをいただきました。っていうか、しろくまさんは結婚したから××さんになるのかな?)」
- という思考回路が発動したのかどうかはわかりませんが、しろくま→××さん→常務(旦那さんの母*1)という連想が働いたようで。
- 「業者さんより、私と常務の結婚祝いをいただきました」と報告したそうな(爆。
- とは言っても、役員に向けて発信したメールなので、被害はそれほどでもなかったはずなのですが*2。
- びっくりした社長が「A氏から皆さんに報告があります。でも、ホントかなぁ(笑」と注釈をつけた上で、社員・関連社員・内定者など、ありとあらゆる方面に向けて一斉転送。
- ハイテクって怖いね。
- 社員たちは笑い話で済ませているけど、事情が見えてない内定者からは「びっくりしました・・・でも、おめでとうございます」というマジ祝福のレスが入ってたりして。
- 私は私で「お姑さんと結婚するってことは・・・お父さん?」ってからかってました。年下だけども。
ていう話なんだが、私はかなりマジメに「二人、結婚しちゃえばいいのに・・・」とか思ってます。いや、A氏には歴とした婚約者がいるんですけどね。
私「でも、結婚しちゃえばいいとか思わない?」
旦那さん「なんで? それでなんか良いことあるの?」
私「絵面的に面白い」
旦那さん「・・・まぁ確かに」
いや、そういった意味で(?)、すっごくお似合いだと思うんだけどなぁ*3。