浴衣着付け教室
本日2回目の講習に行ってまいりました。
思ったんですけれど、欧米の服って「理想を言えばオーダーメイド」みたいなところ、ありますよね。「パーティードレスはやっぱりオートクチュールよね」みたいな。男性の場合、オーダーメイドでスーツを作ってもらう機会があるかもしれませんが、私は未経験エリアです。なんか怖いよねオーダーメイド。
それに対して、和服というのはサイズがないんですよ! 皆さんご存知かと思いますけども! 小学生の頃に家庭科で浴衣を作りましたけど(正確にはおばあちゃんに作らせましたけども)万人共通で決まった仕立てサイズがあるんですよね確か。
何が言いたいのかっていうと、洋服と和服ではスタンスが違うんですよ。今さら何を言うとんねんっていう話ですけども。和服は着る人の体型を全く無視して作ってるんですね。貴族皇族の方の着物だって、きっと採寸なんかしないで作ってるんです。それってすごくない?
もちろんその分、着付けの手間隙がかかる。きれいに着ないと格好悪い。洋服は体型にあわせてるから、簡単に着られます。ウェディングドレスなんか一瞬で着られますもんね、試着も一瞬で、旦那さんもびっくりしてました。
和服のデザインはワンパターンですが、それだけに昔の人は、季節に合わせて生地や色・柄を選んだり、色の重ね方を楽しんだり、着こなしを工夫していたんですよね。着る人のセンスや創意工夫が大きく問われたことと思います。もちろん体型が変わっても着られるし、仕立て直しもできるので、経済的でもあります。
どっちが良い悪いって言うんではなくって、「人にあわせて作る文化」「服にあわせて着付ける文化」どちらも素晴らしい考え方だなぁ・・・と毒にも薬にもならないようなことを書いてみました。
それはさておき。浴衣教室は全3回コースになっていて、希望者は上級コースへクラスチェンジ可能になっております。浴衣教室は価格もお手ごろで、なおかつ浴衣と帯のプレゼント付きという赤字覚悟の設定ですので、少しずつ上級コースの案内が始まってまいりました(笑。今日は「和服の着付け」と「振袖の帯の結び方」を見せていただきました。見るだけなのでマスターはできませんが、勉強になりました。上級コースをクリアすると先生のお免状もいただけるようです。受講しませんけども。(習い事はフラダンス1本に絞りますよ無収入だし。