いけちゃんとぼく

 水曜レディースデーということで、またもや映画を観てきました。サイバラさんの「いけちゃんとぼく」 発売当初に立ち読みして(すみません)、店頭でうるっときた作品だったからです。細かい内容は忘れてましたが。

いけちゃんとぼく

いけちゃんとぼく

 観て思ったこと。子供の世界はまだまだ小さいけれど、善や悪、不思議も矛盾もいっぱい存在していて、いろいろ大変です。主人公の男の子は「誰よりも早く大人にならなくちゃいけない一人」になっちゃうんですけど、男の子っていうのは勝手にどんどん大きくなって、勝手に「男」になっちゃうんだなぁって思いました。一人でどんどん走っていっちゃって、どんどん大人になっちゃって、どんどん置いていかれてしまうから、男の子のお母さんになるのは寂しいだろうなぁ。でも、やっぱり「男」ってば女性とは違う生き物だから、目の前でその成長過程を見られるのは、やっぱり幸せなんだろうかなぁ。
 映画中盤でオチを思い出して*1、そこからウルウルしてしまいました。ラストは滂沱の涙でした。映画終わったあと、目が真っ赤になっててやばかったです。そりゃ泣きますよ。
 あと、サイバラさんご本人も映画に登場してました。「不自然!不自然!」って思いました。99の岡本さんには気づかなかった。いけちゃんメッチャ可愛かったですよ。女性向けの映画です。

*1:今さらですが、予告のムービー観たらオチではなく「大前提のテーマ」という扱いなんですね。個人的にはオチは知らないで観た方が良いと思うのですが。