Tカード

 不要になった本やCD、ゲームなんかを売るときって、自分の身分を証明できるものが必要じゃないですか。例えば運転免許証とか。
 普段は近場の古本屋へ売りに行くんですけれど、今日はちょっと足を伸ばしてブックオフまで行ってきたんですね。そこで本を査定してもらいまして、当然のように免許証を用意して待っていたら、「Tカードをお持ちですか? それで大丈夫ですから」と言って処理してくれました。まぁ確かにTカードを作るときに免許証を提示している訳ですけれども、犯罪を防止するための手続きでしょ? それを一介のレンタル屋さんの会員カードで代用しちゃって大丈夫な訳? って若干心配になりました。確かに、下手すると運転免許証より一般的なのかもしれませんけどね、未成年だってフォローしてるし。
 あと、全く関係ないけど、ずいぶん昔ツタヤのレジで「20代女性にシャンプーのサンプルプレゼント!」ってキャンペーンやってたとき、いけしゃあしゃあと「ください」って要求して、笑顔でやんわり断られた、という切ない過去があるんですけれども、あのカードはきっとレジに通すと名前から住所、年齢、どんなDVDを借りてるかまで表示されるシステムになっているに違いないですよ! まぁ少なくとも年齢と性別は表示されることは実証済みです。怖いぜTカード。

余談

 さらに昔、会社の先輩に聞いた話を思い出した。
 高校生の妹さんがビデオを借りたいというので、先輩(20代半ば)が自分のカードを貸してあげたそうな。妹さんはそれを持ってツタヤに行ったんだけど、借りるときになって「登録されている年齢と違うみたいなんですけど・・・」って言われたらしいのね。年の離れた姉妹だったので、一目瞭然だったみたいで。・・・ていうか、やっぱり年齢は表示されるシステムになってたんだな。18禁ビデオとかあるから当然の仕様なんだろうか。
 そこで妹さんは「自分のカードでないと借りられない!」と思い、とりあえず自分のカードに間違いないと主張して、カードの年齢情報だけ修正してもらったそうなんですね。そしたら後日、先輩宛てに成人式の着物のパンフレットが届いたそうな(笑。今となってはツタヤが会員情報を流してるなんて周知の事実(っていうか利用規約にも書いてあった気がする)ですが、当時は驚いたものです。