小さな頃の思い出

 こないだ「秘密のケンミンSHOW」の再放送を見て思い出した、小さい頃の思い出。
 小さい頃、本当に田舎に住んでいたので買い物は徒歩1分の個人商店がメインだったんですけれど、「菓子パンひとつ選んでいいよ」と言われたときに必ず買うお気に入りの一品があったんです。
 それはドーナッツ形のパンで、上からチョコがかけられていて、真ん中の空洞部分に生クリームが絞られているもの。昔の田舎の話ですから、「チョコ+生クリーム=オシャレ!」方程式が成立していたんですね。
 ところで「秘密のケンミンSHOW」で紹介されていたのは「北海道ではパンにようかんをかけたものを食べている」だったんです。固まる前のようかんをパンにコーティング。程よい甘さがパンと合うし、チョコと違って簡単には溶けないので手も汚れない、と番組では大好評だったんですが、北海道以外でテストマーケティングしても売れ行きが今ひとつで、現在では北海道と一部の地域でしか販売されていないそうです。
 それを見て思い出した、小さい頃大好きだったあのオシャレパン、商品名が「ようかん」だったんですよorz。幼心に「『ようかん』って変な名前」という疑問はあったんですが、本当に小さかった頃なんで深く考えたこともありませんでした。しかし今にして思えば、上にかかっていたチョコレート(と思っていた黒いコーティング)は、若干透明度のあるゼラチン状の甘い物体で、チョコではなかったような・・・っていうか、ようかんでしたね(涙。
 正直「チョコ+生クリームのオシャレパン」だと信じていたのが、実は「あんこ+生クリームの異色コンビ」だったとは・・・。気づきたくなかった真実でもございました(苦笑。