今日の妊婦

 子供の性別にほぼ当確が出たところで「では名づけ辞典でも買いましょうか」と提案。ちなみに私の独断と偏見で、男子の名前は旦那さんの担当になっています。まずは一、二ヶ月くらいかけて名前の候補を固めて・・・と考えていたんですが、旦那さんは良くも悪くも「最速のシングルタスクコンピュータ」みたいな性質で、処理能力は速いんですけど課題の持ち越しとか並行作業とかができないのです(苦笑。名づけ辞典を手にした旦那さんは早速「まずは今日中に5案ぐらい候補を出します」 ・・・・・・まぁ、やっつけ仕事にならなければ良いですけど。
 まずは名づけ辞典の手法に従って。近頃は五行の考えも取り入れているんですね、ア行は「土属性」みたいな。両親の名前との相性を見つつ何属性の名前にするか検討するも・・・メンドい。「ていうか、あんまりあってないよねコレ」ということで却下。
 その後、辞典の名前を片っ端から呼んでみるとか、好きな言葉や使いたい漢字を考えてみるとか、そんな感じの宿題を出して私はお昼寝(苦笑。寝る前に旦那さんが呟いていたのが「左団扇な生活にあこがれるので左扇」「好きな感じは『殖』だなぁ」と、お金がらみの発想しかないようで不安はありましたが。
 お昼寝から覚めたら、意外とまともで格好良い名前の候補を用意していたので安心しました。さすがは旦那さん。「使いたい漢字もいろいろあったんだけどね。『閃』とか『迅』とか」とも言ってました。候補の名前も素早さ、軽さを感じさせる名前で、旦那さんは息子にスピーディーさを期待しているようです。旦那さんも単純明快スピーディー人間なので、「チョロQ並みの速さで行方不明になるよ」と今から私をビビらせてくれました。他人に何と言われようとも、紐をつけて歩きます。
 ちなみに「しろくまさんも何か一つぐらい候補出して」と言われたので、適当にひねりだしたのが「和真」 悪くないと思ったんですが、とりあえず旦那さんのお母さんに話したところ「東京にそういう名前のメガネ屋さんがあったわね」と言われたので却下となりました。名づけって難しい。